toBプロダクト開発の実務知見を発信
要件整理、設計、実装、改善、AI活用の現場で得た知見を紹介
「仕様書はありますか」と聞くと「コードが仕様書です」という答えが返ってくる——既存システムの引き継ぎでは珍しくない光景です。設計資料も、なぜその仕様になったかの経緯も残っておらず、手元にあるのはソースコードと動いている本番環境だけ。この状態から外部チーム...
「一覧を開くたびに10秒待つ」「CS担当が問い合わせ対応のたびに画面がフリーズする」「月末の集計処理がタイムアウトして毎回手作業でリトライしている」——社内の業務オペレーションを支える管理画面が遅く、日々の業務時間がじわじわ削られているという相談を私たち...
「オフショアの単価は魅力的だったが、リリース後の品質・コミュニケーションの速度に限界を感じている」——時差のあるやり取りで確認に1日以上かかる、コメントが現地語のまま残っている、担当者が変わるたびに設計思想が変わっている。そんな状態で「国内チームに巻き取...
「本番で何かが起きても、気づくのは顧客からの連絡が最初」——そんな状態のプロダクトを見ることは少なくありません。ログを見ようにも構造化されておらず、エラーが起きても誰にも通知が飛ばない。ダッシュボードもアラートもなく、社内の誰も「今システムが健全かどうか...
「AI機能をリリースしたら想定の3倍のAPIコストがかかっている」「ユーザーが増えるほど利益率が下がっていく」——AI機能をプロダクトに組み込んだ企業から、こういった相談が増えています。開発時はPoCの少量データで動作確認しただけで、本番トラフィックでの...
「この画面、jQueryのイベントがどこで発火しているか誰も追えない」「1つセレクタを直したら別のボタンが反応しなくなった」——長年運用されてきたjQueryの画面には、こうした声がつきものです。DOMを直接いじりまわすコードは動いている限り触りたくない...
`bundle audit` や `npm audit` を実行するたびに、赤い警告がずらりと並ぶ——けれど「今動いているから」と後回しにし続けているうちに、いつの間にか数年分の更新が積み上がっている。こうした状態のプロダクトは珍しくありません。いざ上げ...
「このカラム、結局何のために使ってるんでしたっけ」——既存プロダクトのコードを見せてもらうと、こう聞き返す場面がよくあります。リリース当初はシンプルだったテーブルに、機能追加のたびにカラムが継ぎ足され、気づけば1つのカラムが複数の意味を兼用していたり、本...
「先月よりAWSの請求がまた増えている」——事業が成長しているならまだしも、トラフィックはほぼ横ばいなのに費用だけが右肩上がり、という相談を経営者の方からよく受けます。誰かが意図的に無駄遣いしているわけではなく、**サービスを立ち上げた当初の構成のまま、...
「検索しても欲しい商品・記事が出てこない」「サポートに問い合わせが来る前に検索で解決してほしいのに、検索窓がほぼ使われていない」——検索まわりの相談で最も多いのがこのパターンです。原因を辿ると、既存の検索が単純な**キーワード一致**しか見ておらず、ユー...