toBプロダクト開発の実務知見を発信
要件整理、設計、実装、改善、AI活用の現場で得た知見を紹介
「ステージングでは問題なかったのに、本番に出したらエラーが出た」——この一言、聞き覚えのある発注者の方は多いのではないでしょうか。よく聞くと、ステージング環境は存在するけれど、実は誰も信用していない。デプロイ前の最終確認は「本番に出してみて祈る」に近い状...
「ページの表示が遅い。Redisでキャッシュすれば速くなりますよね」——既存プロダクトの改善相談で、こういう聞かれ方をされることがよくあります。結論から言うと、半分は正しく、半分は危険です。Redisキャッシュは正しく使えば劇的にDB負荷と表示速度を改善...
セキュリティスキャンツールを入れてはみたものの、赤い警告が数十件並んだ画面を見て「これ全部対応するのか……」とタブを閉じてしまう。あるいは、担当エンジニアが退職して以来、脆弱性通知のメールが未読フォルダに溜まり続けている。こうした状態のまま本番稼働してい...
「本番へのリリースは、あの人がSSHして手作業でやっている」「手順書はなく、頭の中にしかない」——こうした状態のプロダクトは珍しくありません。デプロイできる人が1人しかいないため、その人が休むとリリースが止まり、リリース自体が怖くて頻度が下がっていく。こ...
「デモは好評だったのに、あのAI機能はどうなったんだっけ」——社内でこの会話をした覚えがある方は少なくないはずです。PoC(Proof of Concept)で精度が出た、経営会議でも評価された、それなのに半年後には誰も触れていない。AI機能の企画では、...
「開発が遅いから、エンジニアを増やそう」——事業責任者やCTOがまず思いつく打ち手ですが、これは半分正しく、半分は罠です。原因を特定しないまま人を増やすと、コストが増えるだけでスピードは変わらない、あるいはさらに遅くなることすらあります。 この記事では...
「このAI機能、良さそうだけど本番に出していいんだっけ」——社内デモで拍手が起きたAI機能が、リリース判断の会議で急に歯切れが悪くなる場面をよく見ます。担当者に聞いても「触ってみた感じは悪くない」としか答えられず、結局リリースが延び続けるか、逆に評価しな...
「このボタンの色を変えたら、別のページのボタンまで変わった」「!importantを付けないと自分の書いたCSSが効かない」——数年運用しているプロダクトのCSSを触っていると、こうした事故がよく起きます。1つのスタイル変更のために、影響範囲を全ページ手...
「大手顧客のセキュリティチェックシートに『変更履歴の追跡が可能か』という項目があり、正直に答えると『No』になってしまう」「証券審査の準備で監査法人から監査証跡(オーディットトレイル)の提示を求められたが、システムに存在しない」。こうした相談を私たちはよ...
問い合わせへの返信が数日返ってこない、障害が起きても原因説明がなくその場しのぎの対応で終わる、こちらから頼んだことしかやらず改善提案が一切出てこない——保守を委託している会社に対して、こうした不満を抱えながらも「言語化できないモヤモヤ」のまま契約を続けて...