Rails development know-how, technical tips, and the latest updates
Practical development techniques and best practices
「本番で何かが起きても、気づくのは顧客からの連絡が最初」——そんな状態のプロダクトを見ることは少なくありません。ログを見ようにも構造化されておらず、エラーが起きても誰にも通知が飛ばない。ダッシュボードもアラートもなく、社内の誰も「今システムが健全かどうか...
「バックアップは一応取っているはずだが、最後に復元したのがいつか分からない」——こう聞くと多くの発注者が言葉に詰まります。設定した記憶はあるが、その後誰も触っていない。担当者が異動・退職して、今の設定が正しいのか誰も検証できない。そんな状態のまま本番運用...
「またSlackが鳴ってる」——通知が来ても、もう誰も中身を見ていない。そんな状態に心当たりはないでしょうか。監視を整備したはずなのに、いつの間にかアラートチャンネルが未読の山になり、本当に対応すべき障害が埋もれてしまう。これは「アラート疲れ(アラートフ...
「メンテナンス画面を出せる時間なんて、もうウチにはないんです」——DB移行やクラウド基盤の刷新を相談されるとき、発注者からよく聞く一言です。以前は深夜にメンテナンスを告知して数時間止めれば済んだ移行が、24時間稼働が前提のサービスや海外ユーザーを抱えるサ...
本番でエラーが頻発し、顧客から「また落ちてるんですけど」という問い合わせが週に何度も来る。エンジニアは深夜のアラートで疲弊し、直したはずの不具合がまた別の場所で再発する——。障害対応に追われるフェーズのプロダクトからよく相談を受けます。この状態で一番危険...
「新機能をリリースしたら不具合が出た。すぐ元に戻したいのに、戻し方が分からない」——こうした状況に陥ったことはないでしょうか。開発チームに聞くと「ロールバックはできません」「戻すには昨日のコードに手動で書き換えて、DBも直さないと…」という答えが返ってく...
「来月テレビで紹介される予定なんですが、サーバー大丈夫でしょうか」「大型セールの日程が決まったんですが、今のシステムでアクセス集中に耐えられますか」——こうした相談は、キャンペーンの実施日が決まった後に駆け込みで来ることがほとんどです。普段は月間数万PV...
「この障害、前にも起きませんでしたか」——障害対応の場でこの一言が出たら要注意です。原因はだいたい特定できていて、応急処置もその都度きちんとやっている。それなのに、数ヶ月後に形を変えて同じトラブルが再発する。この相談は本当に多く、原因を聞いていくと「振り...
夜間バッチが途中で止まっていて、朝出社したエンジニアが手動でリカバリから一日を始める——。「バッチが落ちてました」の一言で、当日の予定が全部吹き飛ぶ現場を何度も見てきました。集計が翌朝までに終わらずレポートが遅延する、請求バッチが一部だけ実行されて金額が...
「決済まわりだけは、もう誰も触りたがらないんです」——既存プロダクトの改修相談で、この言葉を聞かない月はほとんどありません。機能追加の中でも決済コードだけは後回しにされ、気づけば継ぎ足しの分岐だらけになり、最初に書いたエンジニアもすでに退職している、とい...